天を決する大団円・上
最終章始まる…!!という訳で、忘れた頃に出る懐かしのラノベです。終わっちゃうのは寂しいけれど、完結までこぎつけて嬉しいぜー!!我が愛しのゼミの先生も仰っていたけれど、「本には始まりと終わりがあり、最後まで読めば必ず終わる。終わりがあるとは限らないこの世の中で、その存在は大変貴重である」との事です!!名作は完結してからこそ名作と言わしめるのですよ!!(ノ∀`)
で、肝心の内容ですが、伏線回収&新たな布石&フラグ立ちまくりで訳分からなかったwwwさすがろくごまるにと言うべきか、めでたしめでたしでは終わらない事請け合いでこの広がりきった風呂敷をどうやって畳むのか非常に興味があります。公式ブログ曰く、コードネームは大斧らしいので、斧な人がキーパーソンなのでしょうか??今のところ、斧な人いたっけ??うーん全く予想出来ない。許斐先生とはまた違った意味でとてもワクワクしますww
この作品の良いところは、ここまでかと窮地に追い込む思いきりの良さと、萌えにこびない非情さだと思ってます。さすがプロは違うというか、キャラに入れ込む同人(とWJの半分以上の漫画家)などは決して踏み込めないと思うんだ。でも、結末はちゃんと納得がいくし、鬱展開でもない。力量を感じますね。ろくごさんはすごく策士だと思いますww目的(物語としての面白さ)のために手段を選ばない辺りは、トガ神と同じ。そゆアビリティを持ってる作品が一流になるんじゃないかな、と個人的には思うんだけれども。

ちなみにもう一つの殿堂入り「風の大陸」は総集ハードカバー版が9月末に発売決定らしいです。い、いちまんごせんえん…!!((((;゚Д゚)))ガクブル
あと、とっくに完結しているスレイヤーズの番外編が未だに刊行されるのは、こんな大人の事情らしいです……。神坂先生にもう書く気がないのなら、すごく可哀想だなぁ。